投稿日:2021.08.01
2021年8月号
レオパレス問題について
家主100人レオパレス提訴へというニュースが飛び込んできました。
一連の施工不備問題が社会問題化しているレオパレス21に対し、『改修が進まぬ違法建築アパートを持つオーナーらが100人規模での訴訟を検討している。不法行為の損害賠償請求の時効が近づくも、改修がいつ終わるかわからない状況の中、訴訟によって同社に責任を取るよう声を上げていく』
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、レオパレスの施工不備問題が明らかになったのが、2018年4月。それから3年以上経った今もなかなか改修が進まず未だに14万強の対象物件が残っているとのことなのです。
昨年判決が出た減額交渉裁判では錯誤によるオーナー側の勝訴になったばかりで色々と話題の尽きないレオパレスですが…。そもそも設計図書どうりではない建物を引き渡していること自体建築屋さんとしてはNGですし建築基準法38条認定をまんまと有利に利用したとしか思えないですね。防火構造に関わる部分や防音に関わる部分なので入居者の安心、安全に直結する内容です。会社の利益だけを追求した結果なのかと。
今後改修を完了するまでに何十年かかるのかオーナー様は不安に思われますね。弊社管理オーナー様にもレオパレス物件お持ちのオーナー様がいらっしゃいます。何か気になることがございましたら、お気軽にお尋ねください。出来る限りのお手伝いをさせていただきます。