一覧へ戻る

投稿日:2021.09.01

2021年9月号

コミュニティを考える

地域、職場、趣味など様々なコミュニティがありますが、 集合住宅と呼ばれるアパートやマンションも地域の中では小さなコミュニティの1つです。
コミュニティが心地良ければ暮らしも豊かになるのではないでしょうか?普段のちょっとした挨拶から始まって、困った時にちょっとした手助けをしてもらえる安心感とか、あまり近すぎると少し鬱陶しくなってしまいそうですが…。

管理会社としてどのようにこの集合住宅のコミュニティに関わるかを考えています。入居者様同士のコミュニティが良好であれば入居中のちょっとしたイザコザも簡単に解決できると思うんです。
例えば、「お隣さんの車の停め方が悪いので入れづらい」というお困りごとです。お話を聞いてみるとその方に小さいお子さんがいて車の乗り降りで大変苦労されていて少し寄せて止めて欲しいとのこと。
もちろん管理会社にお電話いただくのは全然構わないのですが、入居者様同士の接点があれば解決できる内容です。

他にもこの手の事案は多くあります。ちょっと重いものになると上下階の音の問題などですね。 上の階の方にまだ3歳前後のお子さんがいて飛び跳ねたり駆け回ったり等々があって下の階へ音が響いてしまっていたり、これ以外でも生活する中で些細なことがストレスになることが結構あると思うんです。
しかし集合住宅のその小さなコミュニティが円滑であれば、お互いに事情を知っているということだけでもすごく暮らしやすくなると思います。 そういうコミュニティができるような手助けや裏方ができないかといつも考えています。  

<コミュニティの考え方>  

① コミュニティは作るものではなく自然と育つもの   

② できることはきっかけづくり   

③ 気が合う人、合わない人がいてもOK 多様性を受け入れる土壌   

④ 仲良しグループでなくていい 関係が細くても長く続く方が大事    

こういった関係性を構築できる管理会社を目指したいと思っています。


TOP