投稿日:2022.05.01
2022年5月号
電子契約解禁!
いよいよ不動産でも電子契約が解禁されます!
DX化(デジタルトランスフォーメーション)の流れがやっと不動産業界にも押し寄せて参りました。実証実験を経てIT重説が昨年から本格的になり、契約文書も電子化に舵を切ってきたわけです。
不動産業界は未だに物件情報や申込書をFAXで送るなどIT化、DX化が遅れている業界なので私としては大歓迎です。この数年驚くほどDX化が加速して情報を一元化する事が最大の課題でした。クラウドでの情報集約は随分進化はしたのですがなかなかそれを一つのプラットフォームで活用するのにひと苦労しているのが現状です。
電子契約でのお客さんのメリットとしては紙でのやり取りがないので簡略化が図れ、時間の節約と書類紛失の心配もなくなります。 また、クラウド上に保管されているのでいつでも確認できます。仲介業者側も郵送でやり取りする手間も省け処理スピードが格段に速くなります。
しかし、いいことばかりではありません。IT重説などWEBでの説明が多くなることで、対面でのアナログなコミュニケーションの機会が減るという弊害が起こります。無駄とも思える雑談も本当の意味ではお客様との大事なシーンです。そこをどう埋めるかが今後の課題とも言えると思います。良好なお客様との距離感を維持できるように新たなオペレーションが必要ですね。
コミュニケーションツールは多種多様になってますが思いが伝わるような人間力がさらに要求されるかと思っています。
思いを共有し、そして共生できるような社会をITを駆使しながら実現していかなければ新しい時代はないと感じています。
弊社の取り組みを近いうちにご紹介していきたいと思っています。